一を百に伝える文章

こんにちは。
文章スタイリストの武田 みはるです。
卒業式シーズンですね。
この時期になると
高校2年時の担任の先生のことを思い出します。

ワーキングマザーで、今でいうバリキャリだったその先生。
現代国語の担当で、
ひとつの単元が終わる毎に
全員に作文を書かせました。

作文なんか大嫌いな生徒が多かったので
毎回大ブーイングが起こるのですが、
先生は一向に解さず
黙々と書かされる羽目に�


1年間に何枚書いたのか覚えてませんが
まあ、かなりの数を書かされた笑記憶が・・・
最初の頃はほとんど白紙だった子や
稚拙な文章だったものでも
書き続けると読み応えのある文章になってくるんです

先日の羽田圭介氏の講演会で、
「上手い文章を書く秘訣は?」
という質問に
「本を読むことと
文章を書き続けること」

とおっしゃったことに
高校時代の経験が蘇って思わず笑ってしまいました。

その先生は書かせた作文の中から
入選作なるものを選んで
ザラ版紙で配ってくれました。
3回に1回くらいの割合で
私の文章が載っていて、
「余韻の残る文章」という評をつけてくださいました。


話すとすらすらと出てこない言葉が
文章を書くとなると
嫋やかに生れ出てきます。

卒業にあたって
「貴女の持つフロンティア精神で
一を百に伝える文章を書いていきなさい」

とお言葉をいただきました。
遠い遠い回り道をしたけれど、
今、ようやくその先生の言葉を
カタチにしようとしています。

卒業シーズンになると
先生のはなむけの言葉が蘇ります。
初心忘るべからずです

最後まで読んでいただきありがとうございます!
ビジネスマンの格を上げる
「見た目×ことば」の
文章スタイリスト
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