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2025年9月4日 : 今秋は暖色系がトレンド?
こんにちは。
カラービジネスコンサルタントの武田みはるです。

9月に入りましたが、猛暑、酷暑は変わりませんね。
ちょっと歩いただけで滝の汗、汗、汗。。。
太陽の下で汗だくになったと思ったら
災害級の大雨に見舞われたり。
猛暑と豪雨のこの振れ幅の大きさはなんなんでしょう?

講演や研修用に買った背抜きのスーツが
全く出番がありません(泣)
今月末くらいには袖通せたら嬉しいな(希望)

さて、気持ちだけでも秋を感じるなら
夏素材の秋色にするのがおすすめです。
今秋のトレンドカラーは

トマトレッド
ダスティピンク
タンジェリンオレンジ

という暖色系が目立ってます。

jafca2025秋冬トレンドカラー
引用元:jafcaトレンドカラー


混沌とした世の中の空気を打ち破って
前に前に進むカラーリング。
ジューシーなトマトの赤
スモーキーなくすみピンク
フレッシュなオレンジ

トマトレッド
トマトレッド 引用元:discoat

ダスティピンク
ダスティピンク 引用元:25an

タンジェリンオレンジ
タンジェリンオレンジ 引用元:ELLE

秋色にしては鮮やかなカラーですが、
靴やバッグなど小物に取り入れて、
モカブラウンやブラックと
カラーコーデするのがいい。

秋らしいトレンドカラーに
こんな柔らかなモカムースブラウンがあります。

モカムース
引用元:ELLE

こんな色にオレンジやトマトレッド、
ダスティピンクを合わせて、
少し秋を取り入れてみてはいかがでしょう?

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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2025年8月11日 : センスだけでは相手に伝わらない
こんにちは。
カラービジネスコンサルタントの武田みはるです。
お盆週間に入り、
万博もあって大阪市内の電車は満杯状態が続いています。
私はお盆期間は
家にいてもダラダラするので(いつもですが笑)
仕事をすると決めています。
大阪・京都・兵庫・和歌山と
4都道府県を巡る
ブライダルフェスタキャラバン隊に参加中です。
この酷暑の中、
涼しいところでお仕事ができるのが有難いですね。

さて、
先月から今月にかけて
中国のものづくり作家さん向けに
オンラインで
色彩講座を行いました。

中国語色彩講座
中国語の色彩講座テキス

中国語が話せないので、
京都在住の手作り工房主宰の
沁沁(しんしん)さん
私の早口の大阪弁を中国語に通訳していただきました。
この講座の主催も沁沁さんです。

上海や深?、オーストラリアにお住まいの
コスチュームジュエリー作家や
革職人さん
5名がご受講くださいました。

色彩の基礎から始まって
7つの配色理論を実践式で学びます。
「モダン」や「エレガント」などのイメージ配色を
一定の手順で行うと
誰もがイメージを色で表現できるようになるメソッド
日本コスチュームジュエリー協会
木坂牧子代表と5年以上かけて創りあげました。

なぜこの「配色講座」を始めたかというと
ご自身のセンスや感性だけで表現しても
それはセンスの押し売りにしかならない

と感じたからです。

例えば
「エレガントな場に身に着けていくネックレスを作ってほしい」
というオーダーをもらって、
作家自身が
ダークな赤(ワインレッド)や
ダークブラウン(こげ茶)
モカ茶の色合いがエレガントと思って作っても
オーダーした本人が「エレガント」だと感じない。

エレガントというイメージには
スモーキーなが必須です。
エレガントな壁紙

こちら側のセンスの押し売りでは
売上に繋がりませんし、
顧客も離れていってしまいます。

センス(感性)はもちろん大事ですが
そこに、理論(ロジック)が加わると
相手に正しく伝わり、
売上が上がり、リピーターになってもらえます。

中国の方にどれだけ伝わっているのか?
不安でしたが、
最後に忌憚ない感想をいただくと

「日本の配色が素敵だから受講したが、
 とても実践的で良かった。
 忘れないように復習していきます」
自分の感覚で造っていると、わからなくなる
 とてもシステム的で繊細な表現が簡単に作れることがわかって嬉しい」
「配色をつくる方法を学んで、繊細なイメージの違いを
 少しトーンを変えるだけでできることが学べてこれから活用できる

ナチュラルハーモニーやコンプレックスハーモニー
 今まで全く知らなかった理論で、とても興味深い。
 作品つくりに使っていきたい」
とにかく実践的でテキストがあるのが良かったという感想が多くて
5年以上かけてテキストを改良してきた甲斐がありました。

中国で開催されている色彩講座は
座学中心というか、聴講型が多くて
実際に配色をつくってフィードバックするものがないそうです。

みなさんから「次のステップアップ講座を受けたい」と
嬉しい言葉をいただきました。

色使いはセンスでなく
ロジックで各段に美しくなる

当講座のキャッチコピーです。

中国の方にも伝わってホッとしています。
(私の大阪弁を通訳してくれた沁沁さんに感謝です

次は習った理論を使いこなせるようになる
アドバンス講座を考案中です。

みなさま、よいお盆ウイークを。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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2025年7月11日 : 東北新幹線 その色の意味
こんにちは。
カラービジネスコンサルタントの武田みはるです。
昨日から岩手県北部の二戸(にのへ)市に来ています。

気温35度の大阪から1200キロ北上して
二戸に着くと22度。
今朝はさらに下がって気温17度です

スーツで講演なんですが、
汗ばむことなく、
顔もテカらず、
有難いです!
いつもは1枚100円のパックしかしない私が
奮発して1枚700円のパックをしました。
それも昨晩と今朝の2枚
合計1400円の顔で講演にのぞみます!
(なんの話や)

さて、昨日人生初の東北新幹線に乗りました。
ハヤブサ号です。
ハヤブサの車体はターコイズ。
そして盛岡まで連結していた
秋田に向かうコマチ号の車体は赤。

二戸に着いて、その意味がわかりました。
「挑戦と改革」

赤とターコイズの意味
二戸駅にて撮影

赤は挑戦
ターコイズは改革

まさに色彩心理そのものです!

スローガンや理念を
色で表現した実例です。


なぜ甲冑姿なのかといえば、
二戸市は
豊臣秀吉に最後まで抗った武将 九戸政實(くのへまさざね)の居城地だから。

九戸政實
九戸政實 二戸駅にて

九戸城跡にも行ってきましたが
今は広大な芝生広場と
鬱蒼と茂る森の高台になっていて
栄枯盛衰を感じました。

では1400円の顔でお仕事頑張ってきます笑

みなさまも良い週末を!

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2025年7月10日 : 中国の色彩感覚とは
こんにちは。
カラービジネスコンサルタントの武田みはるです。

史上最早の梅雨明けから
猛暑→滝雨→猛暑の
お天気もジェットコースターの毎日ですね。

ようやく夏風邪も治り
酒焼け声も本調子に戻ってまいりました笑
昨夜から
中国のものづくり作家さん向けに
トレーニング式 色彩講座
が始まりました。

色彩講座中国語テキスト
中国語テキスト 翻訳:沁沁さん

日本コスチュームジュエリー協会代表理事の
木坂牧子さんと
5年以上にわたり
ブラッシュアップしてきた
実践型色彩講座が
海を渡り、中国語バージョンが出来上がりました!

中国語の翻訳は
今回の講座のご依頼者 
京都在住のコスチュームジュエリー作家であり
本国で数多くの講座を開講されている 沁沁(しんしん)さん です。

日本語の繊細な表現を
上手く中国語に訳してくださって
感謝感激です。

初日から
色彩学基礎
トーンの見分け
色の心理効果
色感力ワーク
と盛りだくさんで、
それだけでもアップアップなのに、
私の早口の大阪弁を
素早く中国語に通訳してくださる
沁沁さんがとにかく素晴らしい。

受講者さんの感想
・中国ではトレーニング式の講座がなかったので
 自分でカラーカードを切り貼りすると実感が湧いた

・私の色遣いは同系色ばかりを使うのですが、
 この講座を受けて同系色以外の使い方ができると
 作品の幅が広がるのではと期待している

・今まで色は使いこなしてきたけれど
 こんなに種類があると改めて知った

・何度も繰り返しワークすることが大事と痛感した

中国では実践式の講座がほとんどないようです。
座学も大事ですが、
話を聞くだけでは身に付かないので
実際に手先と脳を動かすことが大事です。

同系濃淡配色
日本人も得意な配色です。
ネイビーのジャケットに水色のシャツとか。
中国でも多いのだと実感しました。

爽やかで馴染のある色遣いですが、
お客様を惹きつけたり
他と差別化するには
意外性且つ
洒脱な配色には
様々な色彩配色理論を学ぶことが必要。

来週から応用編で
5つの配色理論を
トレーニング式で行っていきます。
みなさんの反応が楽しみです。
中国と日本の色彩感覚の違いについても
また発信していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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2025年6月28日 : レオナルド・ダ・ヴィンチの色彩の功績ってなに?
こんにちは。
カラービジネスコンサルタントの武田みはるです。

西日本では史上最早の梅雨明け宣言でました!
まだ6月なのに…
確かに外は炎天下で
1秒でも日陰を探して歩く日々ですから。
昨年以上に
今年の電気代が怖いです

先々週から建築会社の安全大会で
講演のお仕事を沢山いただいています。

講演って一方的に話すと
聞き手は眠くなるので、
つかみを兼ねて「色彩クイズ」を取り入れています。
その中にこんな問題があります。

 こころに影響を及ぼす色があると説いて
 現在の色彩心理学のさきがけとなった
 人物は誰でしょう?


3択問題
① ニュートン
② レオナルド・ダ・ヴィンチ
③ ゲーテ


さて、誰でしょうか?

シンキングタイム
チッチッチッチ?

チーーーン!

答え
 ③ゲーテ
です

なぜゲーテなのか?は
また語るとして、
この問題で
最も手が挙るのが
②のレオナルド・ダ・ヴィンチなんです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ
レオナルド・ダ・ヴィンチ

上記の3名は
色彩史では必ず出てくる人物です。
でも
レオナルド・ダ・ヴィンチって
色彩心理に関係あったかな?と
思うのですが。。。
モナリザとか
最後の晩餐とか
とにかく有名ですよね。
ルネッサンスの天才・巨匠として名を馳せている
レオナルド・ダ・ヴィンチさんなので
3択問題では
自ずと集中するのかもしれません。

ダ・ヴィンチの色彩における功績といえば、
スフマート法
空気遠近法
生み出したことです。

スフマート法とは、
輪郭をぼかすことで色彩を溶け合わせて立体感を出す画法。
「モナリザ」の顔や手の輪郭は
絶妙なぼかしを入れて、
ふっくらとした立体感で女性らしさが表れています。


空気遠近法とは
遠景は青みを帯びているといって
遠くの景色を青く描き、
空間の広がり、奥行きを表現した画法。

「洞窟の聖母」の背景は
青く描かれていて遠近感が感じられます。

洞窟の聖母
引用元:国立西洋美術館 洞窟の聖母


確かに、遠くの山は青く描かれていますね。
安全大会の講演でもお話しするのですが、
青や紫といった寒色は
後退色といって
奥に引っ込んで見える色なんです。
逆に暖色(赤、橙、黄)は進出色で
飛び出して見える為、
危険喚起には暖色を使うほうがいいのです。

レオナルド・ダ・ヴィンチは
今では当たり前に思う
遠近法やぼかし(スフマート)を生み出した人なんですね。

ゲーテを紹介するために作成したクイズですが、
思いがけずレオナルド・ダ・ヴィンチを深堀りすることになりました(笑)


今日、先日の安全大会のお写真が届きました。
鳥居工務店安全大会
鳥居工務店さま安全大会にて  鳥居工務店さまから提供

パリッとして行ったつもりが。。。
髪の毛バッサバサですやん
写真って如実ですわガーーン

最後までお読みくださりありがとうございます。

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